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☆ ときめき、だいすき、きょうげい、せんしょく、にっき。
朝起きたら風がびゅうびゅう吹いてた。
私は、きっとまだ空は真っ黒で、雨が轟々と降っているんだと思ってカーテンを開けようとしなかった。
お昼になって、私は外にでなければならなかった。
またずぶ濡れになるのは嫌だな、と思って、カーテンを開けてみたら、グレーの雲がすごい速さで行進していた。
そして雨なんて降っていなかった。
急いで着替えて自転車に乗った。
坂を下ると、大きな空が見えた。
真っ青だった。
グレーの雲はその海を浮遊していた。
このところずっと、真っ黒な空だったから、久しぶりに見た空の海は、とても新鮮に見えて、眩しくて、気持ちがうれしくなった。
そのまま自転車に乗っていると、顔に冷たいものがピタピタ当たっている事に気がついた。
多分雨だと思う。
あんなに雨は嫌だったのに、この雨は何故かすごく気持ちよかった。
同時に、太陽が燦々と輝いていた。
有害な紫外線もたっぷりでしょう。
そんなとき、私は必ず日焼け止めを塗る。
でも、今日は塗り忘れていた。
いつもだったら、肌がじりじり悲鳴をあげるのだけれど、また何故か、むしろ肌が気持ちよがっていたような気がした。
これは、なんか、頑張ろうって思った、お昼のこと。