卒業してからはや数日…
自分のペースで生きています。
たくさんの人にお世話になり、遊び、勉強して、大学を無事卒業しました。
辛くも楽しかった4年間をありがとう。
染織は私にとって、アートとデザインと工芸の狭間の専攻でした。
だからこそ、出来る事が無限にある専攻でした。
その中でも私は型染という制約のたっぷりある技法を選び、制作してきました。
時にその制約に悩まされ、草稿が永遠進まない日々もありました。
そんな時、いつも思い出します。
考え過ぎは考えていないのと同じ。これは昔お世話になった先生の言葉です。
可能性は無限にあるのに、制約のせいにして、考え過ぎているのです。
そんな学生でした。
しかし、作品が何とか仕上がった時、悩んだ分、完成の喜びを感じるのです。ドMです。
卒業式でも着た、卒業制作の振袖がまさに4年分のそれでした。
多くの制約をクリアし、それを面白みに変換することで、私の頭の中にある見えない物は、頭の中にある時以上の物に、物質として仕上がるのではないか。
そう信じてやってきました。
まだまだなので答えはまだ出ていませんが…
しばらくはアルバイトをしながら就職活動を続けようと思います。制作は今は落ち着くまで出来る範囲で続けようと思います。
ところでこちらのページで卒業制作の受賞作品が見れるそうです。
私の作品はこちらです。
http://w3.kcua.ac.jp/~exhibi/annual2010/dyeing.html
ありがとうございます!